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Zanden Model 1200 Signature フォノイコライザー
商品名 : Zanden Model 1200 Signature フォノイコライザー
商品コード : zanden02001
製造元 : Zanden
価格 : 3,003,000円(税込)
納期1〜3か月
ポイント : 30,030
数量 :
合計金額1万円以上は配送料無料
Model 1200 Signature Introduction Model 1200シリーズの発売開始より17年がたち、はじめて設計者自身が心の底から「オーディオ開発を続けていてよかった」と感じる製品がModel 1200 Signatureとして完成しました。 Zanden Model 1200 Signature フォノプリアンプはザンデン独自の15種類のイコライゼーションカーブ切り替えを備えた、完全バランスLCR型イコライザーアンプです。 Model 1200mk3より引き継いだ5つのイコライゼーションカーブの切り替え機能に加え、Model 1200 Signatureは3つの第4時定数を切替える機能を提供します。 第4時定数とは、フォノイコライザーのイコライゼーションカーブがどのような形をしているかを表すパラメータのひとつです。 例えば、RIAAカーブでは第1時定数が3180μ秒(カットオフ周波数50Hz)、第2時定数が318μ秒(同500Hz)、第3時定数が75μ秒(同2122Hz)で規格化されています。そしてさらに高域側に設定されるのが第4時定数と呼ばれているポイントです。 第1〜第3時定数でイコライジングした場合、カッティングする際のエンファシスカーブは右肩上がりに上昇していき、理論上、無限大増幅のアンプが必要となってしまいます。無限大増幅のアンプというのは現実には設計ができないため、実際はイコライゼーション回路の前に、50kHz付近で高域をカットするフィルターがカッティングアンプに組み込まれています。そのため、実質的には第4時定数が設定されているような形のカーブでカッティングが行われていることになります。 カッティングアンプがエンファシスしたカーブと、フォノイコライザーがイコライズするカーブは、正確に上下対称であることが必要です。もしこれが対称でなければ、再生される音楽のバランスは録音時のものと異なってしまいます。 現在市販されているフォノイコライザーには、イコライゼーションカーブに第4時定数が設定されているものといないものが存在します。 Zandenでは、第4時定数は必ずイコライゼーションに必要であると考え、Model 1200シリーズの発売当初よりNEUMANN社のカッティングアンプに実装されていたと言われている55kHzカットオフ周波数に当たる第4時定数を実装してきました。 そしてこのたび、モデル1200 Signatureではじめて第4時定数をカッティングアンプのメーカーごとに55kHz、45kHz、42.5kHzから選択する機能を実装しました。 第4時定数の設定有無は聴感上さして影響しないとの意見も発表されていますが、LPのカッティング時には必ず実装されているものを、あえてハイエンドフォノイコライザーに実装しない理由はあるでしょうか。技術的に可能な限り、できる限り忠実にイコライゼーションできるよう努めるのが、オーディオメーカーとしての音楽芸術に対する誠意だと私たちは考えます。 また、Model 1200 SignatureはZanden独自のサブソニックフィルターを備えています。コイルとコンデンサを組合せた帯域減衰型という位相ずれが発生しないフィルタで、5Hzを中心に20Hz以下を減衰しています。そのためサブソニックフィルターを入れた際の位相ずれなどのデメリットがありません。 口径の小さいスピーカーはもちろん、直径60cmのウーファーでさえ、サブソニックフィルターを入れることで明らかに明瞭になった音を実感することができます。
◇ 仕様